まんが家・河口仁さんの新作マンガ
- 2014/12/06
- 09:58
70年代後半から、『週刊少年マガジン』で異色のプロレスギャグまんが『愛しのボッチャー』を長期連載し、その後『週刊ゴング』でも「河口仁のワンポイントパフォーマンス」を同誌休刊まで連載していた、まんが家の河口仁さんが、久しぶりに新作を発表されました。
11月17日に発売された『思い出食堂 NO.19』(少年画報社刊)の、「生誕80周年記念企画 赤塚不二夫大食堂」の特集に寄せて、赤塚さんのフジオプロ在籍時代の思い出を描き下ろしています。
『愛しのフジオプロ食堂』という作品で、他のまんがに比べてページ数が極端に少ないのが残念ですが、内容は、ボリュームたっぷりです。
さすがUWF全盛期には『週刊プロレス』でも、毎回1ページや2ページの限られたページの中で、それぞれの試合の面白さや感動を的確にまんがでレポートしてくれた河口さんです。フジオプロ時代の赤塚先生との食に関する思い出を、楽しく描いてくれています。
最近はまんが執筆だけにとどまらず、個展を開いたり、青梅赤塚不二夫会館での子どもたちへのお絵かき指導や、外国人の日本語学校でのまんが教室。また国立磐梯青少年の家では講演や絵手紙の描き方教室を行うなど、絵やまんがを通して人との交流を深めるという活動を地道に続けていらっしゃいます。
各プロレス団体のパンフなどにも精力的に執筆し、今も多くの現役プロレスラーたちにも親しまれている河口さん。
私も90年代には、プロレス会場に観戦に出かけると、毎回のようにお会いしていました。真剣にリング上を見守る河口さんの姿は、同じように見続けていたプロレス評論家の故・菊池孝さんの姿もダブり、印象に残っています。
そんな河口さんの、鋭くも優しい視点が健在の『愛しのフジオプロ食堂』。実は、こっそりと『愛しのボッチャー』のボッチャーと葉場さんも特別出演しています。是非オススメしたい作品です。

『思い出食堂 NO.19 今夜は鍋もの編』(発行/少年画報社)定価429円+税
フジオプロ時代の同僚だった、てらしまけいじさんも新作を描き下ろしています

河口仁さんの単行本『愛しのボッチャー』(講談社刊)と『河口仁のワンポイントパフォーマンス プロレス星めぐり』(大栄出版刊)
11月17日に発売された『思い出食堂 NO.19』(少年画報社刊)の、「生誕80周年記念企画 赤塚不二夫大食堂」の特集に寄せて、赤塚さんのフジオプロ在籍時代の思い出を描き下ろしています。
『愛しのフジオプロ食堂』という作品で、他のまんがに比べてページ数が極端に少ないのが残念ですが、内容は、ボリュームたっぷりです。
さすがUWF全盛期には『週刊プロレス』でも、毎回1ページや2ページの限られたページの中で、それぞれの試合の面白さや感動を的確にまんがでレポートしてくれた河口さんです。フジオプロ時代の赤塚先生との食に関する思い出を、楽しく描いてくれています。
最近はまんが執筆だけにとどまらず、個展を開いたり、青梅赤塚不二夫会館での子どもたちへのお絵かき指導や、外国人の日本語学校でのまんが教室。また国立磐梯青少年の家では講演や絵手紙の描き方教室を行うなど、絵やまんがを通して人との交流を深めるという活動を地道に続けていらっしゃいます。
各プロレス団体のパンフなどにも精力的に執筆し、今も多くの現役プロレスラーたちにも親しまれている河口さん。
私も90年代には、プロレス会場に観戦に出かけると、毎回のようにお会いしていました。真剣にリング上を見守る河口さんの姿は、同じように見続けていたプロレス評論家の故・菊池孝さんの姿もダブり、印象に残っています。
そんな河口さんの、鋭くも優しい視点が健在の『愛しのフジオプロ食堂』。実は、こっそりと『愛しのボッチャー』のボッチャーと葉場さんも特別出演しています。是非オススメしたい作品です。

『思い出食堂 NO.19 今夜は鍋もの編』(発行/少年画報社)定価429円+税
フジオプロ時代の同僚だった、てらしまけいじさんも新作を描き下ろしています

河口仁さんの単行本『愛しのボッチャー』(講談社刊)と『河口仁のワンポイントパフォーマンス プロレス星めぐり』(大栄出版刊)
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