増岡弘さんに感謝
- 2020/04/04
- 09:00
『サザエさん』で長年マスオさん役を演じられた声優の増岡弘さんが、3月21日に83歳で亡くなられました。
増岡さんは、1936年(昭和11年)、埼玉県生まれです。そもそもは絵の道を目指され、東京芸術大学美術学部に進まれました。そして中退後入学した文化学院文化芸術課で演劇と出合われます。
1958年(昭和33年)には、仲間たちと劇団表現座を立ち上げられました。その後、舞台美術などの仕事を経て俳優の道に進まれます。
1963年(昭和38年)放映のテレビアニメ『狼少年ケン』で、デビュー。その後も『鉄腕アトム』や『巨人の星』、モノクロ版『サイボーグ009』の005ジェロニモ、『亜空大作戦スラングル』のマジシャン、『名探偵ホームズ』のトッドなど、様々な人気作品に欠かせないバイプレーヤーとして出演されます。
また、『デビルマン』や『グレートマジンガー』、『アストロガンガー』、そして『人造人間キカイダー』、『超人バロム1』、『イナズマン』、『秘密戦隊ゴレンジャー』など特撮作品の敵役の声でも、古くからのファンにはおなじみでした。
増岡さんといえば、1978年(昭和53年)から演じてこられた『サザエさん』でのフグ田マスオさん、そして1988年(昭和63年)から始まった『アンパンマン』のジャムおじさん役です。『ドラゴンボールZ』での二代目の亀仙人もそうでしょう。
そして『タッチ』での浅倉南のお父さんや、『超電磁マシーン ボルテスV』のヒロイン岡めぐみの父親、岡防衛長官、『ミンキーモモ』の王様。そして『エスパー魔美』の魔美の父親、佐倉十郎など、主人公たちを優しく見守る父親役としても印象に残っています。
画面から感じられる明るく軽妙でどこか温もりのある雰囲気は、増岡さんそのものだったのでしょう。
マスオさんやジャムおじさんも、どこかしっかりした芯も感じられる安心感がありました。
長年、子どもから大人まで愛されるキャラクターを演じてこられた増岡弘さんに心より感謝いたします。

『サザエさん』マスオさん、『ミンキーモモ』王様、
『それゆけ!アンパンマン』ジャムおじさん、『亜空大作戦スラングル』マジシャン
増岡さんは、1936年(昭和11年)、埼玉県生まれです。そもそもは絵の道を目指され、東京芸術大学美術学部に進まれました。そして中退後入学した文化学院文化芸術課で演劇と出合われます。
1958年(昭和33年)には、仲間たちと劇団表現座を立ち上げられました。その後、舞台美術などの仕事を経て俳優の道に進まれます。
1963年(昭和38年)放映のテレビアニメ『狼少年ケン』で、デビュー。その後も『鉄腕アトム』や『巨人の星』、モノクロ版『サイボーグ009』の005ジェロニモ、『亜空大作戦スラングル』のマジシャン、『名探偵ホームズ』のトッドなど、様々な人気作品に欠かせないバイプレーヤーとして出演されます。
また、『デビルマン』や『グレートマジンガー』、『アストロガンガー』、そして『人造人間キカイダー』、『超人バロム1』、『イナズマン』、『秘密戦隊ゴレンジャー』など特撮作品の敵役の声でも、古くからのファンにはおなじみでした。
増岡さんといえば、1978年(昭和53年)から演じてこられた『サザエさん』でのフグ田マスオさん、そして1988年(昭和63年)から始まった『アンパンマン』のジャムおじさん役です。『ドラゴンボールZ』での二代目の亀仙人もそうでしょう。
そして『タッチ』での浅倉南のお父さんや、『超電磁マシーン ボルテスV』のヒロイン岡めぐみの父親、岡防衛長官、『ミンキーモモ』の王様。そして『エスパー魔美』の魔美の父親、佐倉十郎など、主人公たちを優しく見守る父親役としても印象に残っています。
画面から感じられる明るく軽妙でどこか温もりのある雰囲気は、増岡さんそのものだったのでしょう。
マスオさんやジャムおじさんも、どこかしっかりした芯も感じられる安心感がありました。
長年、子どもから大人まで愛されるキャラクターを演じてこられた増岡弘さんに心より感謝いたします。

『サザエさん』マスオさん、『ミンキーモモ』王様、
『それゆけ!アンパンマン』ジャムおじさん、『亜空大作戦スラングル』マジシャン
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