特別小冊子『8マン』が付いた『チャンピオンレッド』9月号
- 2020/07/23
- 06:30
『チャンピオンレッド』9月号(秋田書店)を、買いました。
目当ては、付録の「『8マン』特別小冊子」です。
これは今月号からの新連載、『8マンVSサイボーグ009』を記念しての付録のようです。
『チャンピオンレッド』といえば、『サイボーグ009』や『銀河鉄道999』、『聖闘士星矢』、『どろろと百鬼丸伝』などなど、懐かしいタイトルの新作マンガでおなじみです。
『サイボーグ009』の岡崎つぐおさんや『銀河鉄道999』の島崎譲さん、『どろろと百鬼丸伝』の士貴智志さんなど、豪華執筆陣による新作は、どれも魅力的です。
原作のイメージを守りつつも新しいタッチとそれぞれマンガ家のアプローチで描かれている名作は、今のマンガファンにはどう読まれているのでしょうか。
今月号からスタートするのが、『8マンVSサイボーグ009』です。作画は、石ノ森さん没後に発表された『サイボーグ009 完結編』や『幻魔大戦 Rebirth』の作画を担当された早瀬マサトさんです。
今回は『009』の世界に、8マンが登場しました。さすがに、桑田二郎さんのシャープなタッチではありませんでしたが、懐かしいヒーローの競演は嬉しいものでした。
そして、別冊付録が「『8マン』特別小冊子」です。表紙も懐かしい秋田書店「サンデーコミックス」調のデザインです。
収録は、連載時は別の人によるものだった最終回を桑田さんが描いたリム出版版単行本時の作品。そして、1964年(昭和39年)『別冊少年マガジン 秋号』に掲載された「決闘」。2004年に、加納一郎さんの脚本で描き下ろされた「決闘」リライト版。
最後に、アニメ版『エイトマン』34話「決闘」のシナリオが掲載されています。
特に原作者でもある平井和正さんが書かれた「決闘」のシナリオに注目していました。
久しぶりに「決闘」の原作版、リメイク版、そしてシナリオを読みましたが、エイトマンを挟んだ谷博士とケン、父と子のドラマは、やはり印象的なものでした。
昨今の事情で4月からは自宅での時間も増え、最近は池波正太郎作品を読み返しています。ちょうど短編「雨の杖つき坂」(新潮文庫『上意討ち』所収)を読んだばかりでしたので、この物語も重なってより心に迫りました。
この小冊子で、久しぶりに平井和正さんと桑田二郎さんによる『8マン』の世界を堪能することが出来、改めてDVDを見直したくなりました。

『チャンピオンレッド』9月号と付録『8マン』
この付録を目当てに購入したオールドファンも多いのでは。
目当ては、付録の「『8マン』特別小冊子」です。
これは今月号からの新連載、『8マンVSサイボーグ009』を記念しての付録のようです。
『チャンピオンレッド』といえば、『サイボーグ009』や『銀河鉄道999』、『聖闘士星矢』、『どろろと百鬼丸伝』などなど、懐かしいタイトルの新作マンガでおなじみです。
『サイボーグ009』の岡崎つぐおさんや『銀河鉄道999』の島崎譲さん、『どろろと百鬼丸伝』の士貴智志さんなど、豪華執筆陣による新作は、どれも魅力的です。
原作のイメージを守りつつも新しいタッチとそれぞれマンガ家のアプローチで描かれている名作は、今のマンガファンにはどう読まれているのでしょうか。
今月号からスタートするのが、『8マンVSサイボーグ009』です。作画は、石ノ森さん没後に発表された『サイボーグ009 完結編』や『幻魔大戦 Rebirth』の作画を担当された早瀬マサトさんです。
今回は『009』の世界に、8マンが登場しました。さすがに、桑田二郎さんのシャープなタッチではありませんでしたが、懐かしいヒーローの競演は嬉しいものでした。
そして、別冊付録が「『8マン』特別小冊子」です。表紙も懐かしい秋田書店「サンデーコミックス」調のデザインです。
収録は、連載時は別の人によるものだった最終回を桑田さんが描いたリム出版版単行本時の作品。そして、1964年(昭和39年)『別冊少年マガジン 秋号』に掲載された「決闘」。2004年に、加納一郎さんの脚本で描き下ろされた「決闘」リライト版。
最後に、アニメ版『エイトマン』34話「決闘」のシナリオが掲載されています。
特に原作者でもある平井和正さんが書かれた「決闘」のシナリオに注目していました。
久しぶりに「決闘」の原作版、リメイク版、そしてシナリオを読みましたが、エイトマンを挟んだ谷博士とケン、父と子のドラマは、やはり印象的なものでした。
昨今の事情で4月からは自宅での時間も増え、最近は池波正太郎作品を読み返しています。ちょうど短編「雨の杖つき坂」(新潮文庫『上意討ち』所収)を読んだばかりでしたので、この物語も重なってより心に迫りました。
この小冊子で、久しぶりに平井和正さんと桑田二郎さんによる『8マン』の世界を堪能することが出来、改めてDVDを見直したくなりました。

『チャンピオンレッド』9月号と付録『8マン』
この付録を目当てに購入したオールドファンも多いのでは。
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