関修一さんの原画展「思い出のキャラクターたち」
- 2021/01/16
- 06:30
『小さなバイキング ビッケ』や『ペリーヌ物語』、『トム・ソーヤの冒険』、『ふしぎな島のフローネ』などのキャラクターデザインでおなじみの関修一さんの新作原画展が、丸善丸の内本店4階ギャラリーAで開かれています。
会期は1月13日から19日までです。
会場には『トム・ソーヤの冒険』から『ペリーヌ物語』、『小さなバイキング ビッケ』、『ふしぎな島のフローネ』、『南の虹のルーシー』、『オズの魔法使い』など、関さんがこれまで手掛けられた作品の新作絵画が20点ほど展示されていました。
また『やっとかめ探偵団』や、平成31年度文化庁 若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2020」で発表された新作『レベッカ』(ベガエンタテイメント)の絵もありました。
ベガエンタテイメントといえば、世界名作劇場でおなじみのプロデューサー・松土隆二さんの会社です。『レベッカ』は、松土さんの企画で、関さんがキャラクターデザインを担当されました。
19世紀末のアメリカを舞台に、10歳の元気な女の子レベッカを描く作品です。古き良き時代のアメリカといえば、『トム・ソーヤの冒険』を思い出します。この原画展の案内状のイラストも、最近関さんが描いている『トム・ソーヤ』に近い世界でした。
今回の原画展で印象的だったのは、『ペリーヌ物語』のペリーヌが描かれた連作です。アニメで描かれた時よりも、よりリアルにな描写なのですが、表情やたたずまいなどあのペリーヌらしさは失われていません。これこそが関さんが描きたかったペリーヌだったのかもとも思いました。
どの絵も素敵でしたが、個人的には『トム・ソーヤの冒険』のインジャン・ジョーとマフ・ポッターの二人が描かれた作品が印象的でした。
暗い色彩ですが、劇中での二人の姿がしっかりと描かれ、強い存在感を感じました。
今回も関さんの新作であの頃のキャラクターたちに再会できた、楽しい原画展でした。

「関修一原画展 ~思い出のキャラクターたち~」案内ハガキ
『レベッカ』というタイトルは、ヒッチコック映画を思い出しました。

丸善・丸の内ギャラリー 入り口
Aは左側で、Bでは「アニメセル画アートコレクション」が行われていました。
『もののけ姫』のセル画の値段に驚かされました。
会期は1月13日から19日までです。
会場には『トム・ソーヤの冒険』から『ペリーヌ物語』、『小さなバイキング ビッケ』、『ふしぎな島のフローネ』、『南の虹のルーシー』、『オズの魔法使い』など、関さんがこれまで手掛けられた作品の新作絵画が20点ほど展示されていました。
また『やっとかめ探偵団』や、平成31年度文化庁 若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2020」で発表された新作『レベッカ』(ベガエンタテイメント)の絵もありました。
ベガエンタテイメントといえば、世界名作劇場でおなじみのプロデューサー・松土隆二さんの会社です。『レベッカ』は、松土さんの企画で、関さんがキャラクターデザインを担当されました。
19世紀末のアメリカを舞台に、10歳の元気な女の子レベッカを描く作品です。古き良き時代のアメリカといえば、『トム・ソーヤの冒険』を思い出します。この原画展の案内状のイラストも、最近関さんが描いている『トム・ソーヤ』に近い世界でした。
今回の原画展で印象的だったのは、『ペリーヌ物語』のペリーヌが描かれた連作です。アニメで描かれた時よりも、よりリアルにな描写なのですが、表情やたたずまいなどあのペリーヌらしさは失われていません。これこそが関さんが描きたかったペリーヌだったのかもとも思いました。
どの絵も素敵でしたが、個人的には『トム・ソーヤの冒険』のインジャン・ジョーとマフ・ポッターの二人が描かれた作品が印象的でした。
暗い色彩ですが、劇中での二人の姿がしっかりと描かれ、強い存在感を感じました。
今回も関さんの新作であの頃のキャラクターたちに再会できた、楽しい原画展でした。

「関修一原画展 ~思い出のキャラクターたち~」案内ハガキ
『レベッカ』というタイトルは、ヒッチコック映画を思い出しました。

丸善・丸の内ギャラリー 入り口
Aは左側で、Bでは「アニメセル画アートコレクション」が行われていました。
『もののけ姫』のセル画の値段に驚かされました。
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