『新・ど根性ガエル』 祝 放映40周年
- 2021/09/18
- 06:30
1981年(昭和56年)9月7日、日本テレビ系で『新・ど根性ガエル』(原作/吉沢やすみ)が始まりました。
『ど根性ガエル』は、1970年(昭和45年)から1976年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された吉沢やすみさんによる人気マンガです。
テレビアニメ版は1972年10月から、74年9月までTBS系で放映されました。
製作会社は東京ムービーで、傘下だったAプロダクションが制作にあたりました。
ひょんなことから空き地で転んだひろしのTシャツに、貼り付いてしまったカエルのピョン吉。このひろしとピョン吉コンビの日常を中心に、様々な出来事を描く作品です。
ひろしを先輩と慕う五郎、ガールフレンドの京子ちゃん、番長のゴリライモ。そして宝寿司の梅さん、教師生活25年の町田先生、梅さんが恋する美人教師のヨシ子先生、恋のライバル南先生など、個性的なキャラクターが登場しました。
テレビアニメ版は、ひろしたちの生活をより描いていくことで、子どもたちも親近感を持って見ていました。SFやギャグ、スポ根ものなどとは異なり、等身大の世界が身近に感じられたものです。
2年間続いた後も幾度となく何度も再放映され、当時の子どもにはおなじみになっていました。
作画監督は、芝山努さんと小林治さんでした。お二人で全話の作画監督を手掛けられており、よく動く楽しいアニメとしても子どもながらに認識していました。
この『ど根性ガエル』のメインスタッフだった芝山さんがチーフディレクター、キャラクターデザイン・作画監督は小林治さんとして、7年後に新たに制作されたのが『新・ど根性ガエル』です。
とんねるずによる「ピョン吉・ロックンロール」も、80年代に新たに制作される新作にふさわしい軽快でしゃれた主題歌でした。
声優もひろしの野沢雅子さん、ピョン吉の千々松幸子さん、町田先生の永井一郎さんなど旧作の主要キャストも続投してくれました。
久しぶりの新作では、少々受ける印象が変わっていました。キャラクターもスッキリしていて、背景もリアルというより芝居の描き割りのような描き方でした。動きもテンポよく整理され、画面から受けるイメージが洗練されていたのです。
これは80年代の子どもたちに向けて、リニューアルしたこともあったでしょう。
ただ『新・ど根性ガエル』でも、あの楽しい世界は旧作と同じでした。これで作品に触れファンになった次の世代も多かったと思います。
『ど根性ガエル』は、その後もCMなどでTV露出は続いていましたが、まさか2015年に実写ドラマまで制作されるとは思いもしませんでした。

『新・ど根性ガエル』
『ど根性ガエル』は、1970年(昭和45年)から1976年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された吉沢やすみさんによる人気マンガです。
テレビアニメ版は1972年10月から、74年9月までTBS系で放映されました。
製作会社は東京ムービーで、傘下だったAプロダクションが制作にあたりました。
ひょんなことから空き地で転んだひろしのTシャツに、貼り付いてしまったカエルのピョン吉。このひろしとピョン吉コンビの日常を中心に、様々な出来事を描く作品です。
ひろしを先輩と慕う五郎、ガールフレンドの京子ちゃん、番長のゴリライモ。そして宝寿司の梅さん、教師生活25年の町田先生、梅さんが恋する美人教師のヨシ子先生、恋のライバル南先生など、個性的なキャラクターが登場しました。
テレビアニメ版は、ひろしたちの生活をより描いていくことで、子どもたちも親近感を持って見ていました。SFやギャグ、スポ根ものなどとは異なり、等身大の世界が身近に感じられたものです。
2年間続いた後も幾度となく何度も再放映され、当時の子どもにはおなじみになっていました。
作画監督は、芝山努さんと小林治さんでした。お二人で全話の作画監督を手掛けられており、よく動く楽しいアニメとしても子どもながらに認識していました。
この『ど根性ガエル』のメインスタッフだった芝山さんがチーフディレクター、キャラクターデザイン・作画監督は小林治さんとして、7年後に新たに制作されたのが『新・ど根性ガエル』です。
とんねるずによる「ピョン吉・ロックンロール」も、80年代に新たに制作される新作にふさわしい軽快でしゃれた主題歌でした。
声優もひろしの野沢雅子さん、ピョン吉の千々松幸子さん、町田先生の永井一郎さんなど旧作の主要キャストも続投してくれました。
久しぶりの新作では、少々受ける印象が変わっていました。キャラクターもスッキリしていて、背景もリアルというより芝居の描き割りのような描き方でした。動きもテンポよく整理され、画面から受けるイメージが洗練されていたのです。
これは80年代の子どもたちに向けて、リニューアルしたこともあったでしょう。
ただ『新・ど根性ガエル』でも、あの楽しい世界は旧作と同じでした。これで作品に触れファンになった次の世代も多かったと思います。
『ど根性ガエル』は、その後もCMなどでTV露出は続いていましたが、まさか2015年に実写ドラマまで制作されるとは思いもしませんでした。

『新・ど根性ガエル』
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