ミニカード隆盛時のリバイバルブーム
- 2021/11/14
- 06:30
最近は見なくなりましたが1970年代の頃、マンガ・アニメファンに子どもたちのあいだではミニカードが人気でした。
どこの駄菓子屋でも、必ずといっていいほどミニカードの長方形の箱が並べられて、特撮やアニメのミニカードが売られていたものです。
ミニカードは元々は、お菓子のオマケでした。1971年(昭和46年)12月に発売されたカルビーの「仮面ライダー スナック」からが始まりでした。翌年の1972年(昭和47年)には、同じく「カルビースナック マジンガーZ」が発売され、こちらも大人気となりました。
それまで駄菓子屋のアニメや特撮の印刷されたグッズの主流は、5円ブロマイドでした。ミニカードの登場によって、その座は交代します。
メンコやブロマイドなどのメーカーである丸昌や山勝、天田なども、この頃からミニカードに参入します。
1972年以降テレビの特撮ブームなどの影響もあり、アニメや特撮のミニカードは多数発売されだしました。
子どもたちにとって、10円で絵柄は分かりませんがテレビの画面が印刷されたカードが2枚手に入ることは嬉しいことでした。
アタリが出れば専用のアルバムももらえます。また裏面には通し番号や説明文も入っており、揃えられれば、自分だけ専用のミニ事典が出来る楽しみもあったのです。
だいたいは放映中の番組でしたが、やがてかつての名作もミニカード化され始めます。特撮では、『ゴジラ』などの東宝特撮シリーズや『サンダーバード』。『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』など、円谷作品。
アニメ作品でも旧作がミニカード化されました。『マジンガーZ』は、1975年頃丸昌から発売されます。そして山勝は『巨人の星』。アマダから『あしたのジョー』と『ダイガーマスク』が出されました。
これらは繰り返し再放映されて人気があったことで、改めて商品化されたのでしょう。
『マジンガーZ』は描き下ろしの絵がメインでしたが、『巨人の星』、『あしたのジョー』、『タイガーマスク』は、本編フィルムの絵をそのまま使用してくれました。
発売当時も放映から時間が経っていて古いとは思いましたが、自分たちが見ていたアニメの画面がそのまま印刷されたカードはやはり魅力的でした。
今でもヤフオクなどでは、これらのカードは人気のようです。作品自体もそしてミニカードにも、時代を超えてどこか惹きつける魅力があるということが、改めて分かるようです。

『巨人の星』、『あしたのジョー』、『タイガーマスク』ミニカード
やはり梶原一騎作品の人気は根強く、当時は何度も再放映されていたからでしょう。
どこの駄菓子屋でも、必ずといっていいほどミニカードの長方形の箱が並べられて、特撮やアニメのミニカードが売られていたものです。
ミニカードは元々は、お菓子のオマケでした。1971年(昭和46年)12月に発売されたカルビーの「仮面ライダー スナック」からが始まりでした。翌年の1972年(昭和47年)には、同じく「カルビースナック マジンガーZ」が発売され、こちらも大人気となりました。
それまで駄菓子屋のアニメや特撮の印刷されたグッズの主流は、5円ブロマイドでした。ミニカードの登場によって、その座は交代します。
メンコやブロマイドなどのメーカーである丸昌や山勝、天田なども、この頃からミニカードに参入します。
1972年以降テレビの特撮ブームなどの影響もあり、アニメや特撮のミニカードは多数発売されだしました。
子どもたちにとって、10円で絵柄は分かりませんがテレビの画面が印刷されたカードが2枚手に入ることは嬉しいことでした。
アタリが出れば専用のアルバムももらえます。また裏面には通し番号や説明文も入っており、揃えられれば、自分だけ専用のミニ事典が出来る楽しみもあったのです。
だいたいは放映中の番組でしたが、やがてかつての名作もミニカード化され始めます。特撮では、『ゴジラ』などの東宝特撮シリーズや『サンダーバード』。『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』など、円谷作品。
アニメ作品でも旧作がミニカード化されました。『マジンガーZ』は、1975年頃丸昌から発売されます。そして山勝は『巨人の星』。アマダから『あしたのジョー』と『ダイガーマスク』が出されました。
これらは繰り返し再放映されて人気があったことで、改めて商品化されたのでしょう。
『マジンガーZ』は描き下ろしの絵がメインでしたが、『巨人の星』、『あしたのジョー』、『タイガーマスク』は、本編フィルムの絵をそのまま使用してくれました。
発売当時も放映から時間が経っていて古いとは思いましたが、自分たちが見ていたアニメの画面がそのまま印刷されたカードはやはり魅力的でした。
今でもヤフオクなどでは、これらのカードは人気のようです。作品自体もそしてミニカードにも、時代を超えてどこか惹きつける魅力があるということが、改めて分かるようです。

『巨人の星』、『あしたのジョー』、『タイガーマスク』ミニカード
やはり梶原一騎作品の人気は根強く、当時は何度も再放映されていたからでしょう。
- 関連記事
-
- ミニカードの不思議な難関
- 劇場版『銀河鉄道999』ミニカードの謎
- ミニカード隆盛時のリバイバルブーム
- 懐かしのアニメ系ミニカード史 その2
- 懐かしのアニメ系ミニカード史 その1
- テーマ:懐かしいアニメ作品
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:ミニカードの時代
- CM:0
- TB:0