若林忠生さんの新作画「神池庭園(靖泉亭)」「さぼうる2」
- 2021/11/21
- 06:30
昨日、九段下にある九段生涯学習館に行ってきました。
2階にある九段ギャラリーで11月16日から行われていた「神田の街を描き続ける会」の作品展を見るためです。
「神田の町を描き続ける会」は1985年の発足です。都内近郊の絵を描かれる方が集まって毎月例会を開き、神田をはじめとして千代田区全域の様々な情景を皆さん描き続けていらっしゃいます。
今回の「第37回作品」にもTCJ(現エイケン)の『鉄人28号』や、『黄金バット』、『妖怪人間ベム』のキャラクターデザインを手掛けられた若林忠生さんによる風景画の新作が展示されていました。
若林さんは、この「神田の街を描き続ける会」のメンバーの一人でもあります。
古くから栄えた神田や千代田区の街なみも時代の移り変わりとともに、その姿をどんどんと変えていっています。そんな中でも、古くからの歴史ある建物や風景はまだところどころに残っています。
若林さんも、旧くは江戸から明治そして昭和初期から続く風情と新しさの混在するこの街の魅力を描き続けていらっしゃいます。
コロナ禍でここのところイベントが休止されていたこともあって、今回は久しぶりの展示となりました。若林さんも「神池庭園(靖泉亭)」と「さぼうる2」の2作品を出品されていました。
「神池庭園」は、靖国神社の中にあり明治時代の神社創建時に作られた庭園です。その庭園を囲むように造られた茶室のひとつが靖泉亭です。部屋の中からは神池庭園の景色がそのまま見えてよい雰囲気なのだそうです。
秋の日差しを浴びた水面に写る建物の姿も風情があり、歴史と静かな時の流れが絵からも伝わってきます。
「さぼうる2」は、神保町の老舗の喫茶店で、1955年創業「さぼうる」の2号店です。「さぼうる」は喫茶がメインで、こちらはランチというイメージでしょうか。都営三田線のA7出口を出て、路地に入っていくとそこにある見慣れた風景でもありました。学生時代から歩いていた者にとって、この店のある細い路地の情景も神保町でした。
若林さんの絵で、店の建物や路地の雰囲気から発せられている不思議な魅力も改めて感じることが出来ました。

若林忠生 「神池庭園(靖泉亭)」

若林忠生 「さぼうる2」
2階にある九段ギャラリーで11月16日から行われていた「神田の街を描き続ける会」の作品展を見るためです。
「神田の町を描き続ける会」は1985年の発足です。都内近郊の絵を描かれる方が集まって毎月例会を開き、神田をはじめとして千代田区全域の様々な情景を皆さん描き続けていらっしゃいます。
今回の「第37回作品」にもTCJ(現エイケン)の『鉄人28号』や、『黄金バット』、『妖怪人間ベム』のキャラクターデザインを手掛けられた若林忠生さんによる風景画の新作が展示されていました。
若林さんは、この「神田の街を描き続ける会」のメンバーの一人でもあります。
古くから栄えた神田や千代田区の街なみも時代の移り変わりとともに、その姿をどんどんと変えていっています。そんな中でも、古くからの歴史ある建物や風景はまだところどころに残っています。
若林さんも、旧くは江戸から明治そして昭和初期から続く風情と新しさの混在するこの街の魅力を描き続けていらっしゃいます。
コロナ禍でここのところイベントが休止されていたこともあって、今回は久しぶりの展示となりました。若林さんも「神池庭園(靖泉亭)」と「さぼうる2」の2作品を出品されていました。
「神池庭園」は、靖国神社の中にあり明治時代の神社創建時に作られた庭園です。その庭園を囲むように造られた茶室のひとつが靖泉亭です。部屋の中からは神池庭園の景色がそのまま見えてよい雰囲気なのだそうです。
秋の日差しを浴びた水面に写る建物の姿も風情があり、歴史と静かな時の流れが絵からも伝わってきます。
「さぼうる2」は、神保町の老舗の喫茶店で、1955年創業「さぼうる」の2号店です。「さぼうる」は喫茶がメインで、こちらはランチというイメージでしょうか。都営三田線のA7出口を出て、路地に入っていくとそこにある見慣れた風景でもありました。学生時代から歩いていた者にとって、この店のある細い路地の情景も神保町でした。
若林さんの絵で、店の建物や路地の雰囲気から発せられている不思議な魅力も改めて感じることが出来ました。

若林忠生 「神池庭園(靖泉亭)」

若林忠生 「さぼうる2」
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